富士山には主に4つの登山ルートがあり、それぞれ難易度や風景、設備が大きく異なります。
富士山 4大登山ルート比較表
※所要時間は休憩を含まない目安です。
| ルート名 |
難易度 |
登り時間 |
下り時間 |
特徴 |
| 吉田ルート |
★☆☆ |
約6時間 |
約4時間 |
一番人気。 山小屋が多く初心者も安心。 |
| 富士宮ルート |
★★☆ |
約5時間 |
約3.5時間 |
最短ルート。 標高差が少ないが、傾斜が急。 |
| 須走ルート |
★★☆ |
約6時間 |
約3時間 |
変化に富む。 樹林帯や「砂走り」が楽しめる。 |
| 御殿場ルート |
★★★ |
約7〜8時間 |
約3〜4時間 |
最長・難関。 標高差が大きく、経験者向き。 |
各ルートの詳細解説
1. 吉田ルート(山梨県側:富士スバルライン五合目)
- 特徴: 登山者の半数以上が利用する最もメジャーなルートです。山小屋や救護所が充実しており、初めての富士登山に最適です。
- メリット: どこからでもご来光が見える、施設が多い、道が整備されている。
- 注意点: シーズン中は非常に混雑し、山頂付近で渋滞が発生しやすいです。
2. 富士宮ルート(静岡県側:富士宮口五合目)
- 特徴: 4つのルートの中で最も高い標高からスタートするため、頂上までの距離が最短です。
- メリット: 早く登頂できる。剣ヶ峰(最高地点)に最も近い。
- 注意点: 登山道と下山道が同じなので、すれ違いで混雑します。全体的に岩場が多く、急勾配です。
3. 須走ルート(静岡県側:須走口五合目)
- 特徴: 標高2,100m付近まで樹林帯が続く、自然豊かなルートです。
- メリット: 日差しを避けられる区間がある。下山時に砂利道を一気に駆け下りる「砂走り」が爽快。
- 注意点: 八合目で吉田ルートと合流するため、そこから急に混雑します。
4. 御殿場ルート(静岡県側:御殿場口新五合目)
- 特徴: スタート地点の標高が低く、距離・標高差ともに最大です。
- メリット: 登山者が少なく、静かな登山が楽しめる。下山の「大砂走り」が名物。
- 注意点: 山小屋が極端に少なく、トイレや水分補給の計画が重要です。体力に自信がある経験者向けです。
【2026年の重要ルール】
現在、富士登山には通行料(4,000円)の支払いや、一部ルートでの事前予約・人数制限が導入されています。計画を立てる際は、必ず公式サイトで最新の予約状況を確認してください。