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「国の名勝」「国の史跡」「特別史跡」は、すべて文化財保護法に基づいて国(文部科学大臣)が指定する文化財ですが、その「対象(何を守るか)」と「重要度(レベル)」によって区別されています。
ざっくりで言うと、以下のようになります。
| 分類 | 指定のポイント | 具体例 |
|---|---|---|
| 名勝 | 芸術的・鑑賞上の価値 庭園、峡谷、海浜、山岳など、日本を代表する「美しい景色」。 | 兼六園、松島、十和田湖、京都の多くの寺院庭園など。 |
| 史跡 | 歴史的・学術上の価値 貝塚、古墳、城跡、政治に関わる旧跡など。 | 江戸城跡、三内丸山遺跡、吉野ヶ里遺跡など。 |
重要文化財の中に「国宝」があるように、史跡や名勝の中にもランク付けがあります。
[重要] 一般的に「国の名勝」「国の史跡」という呼び方は、地方自治体(都道府県や市町村)が指定したものと区別するために使われますが、法律上の正式名称は単に「名勝」「史跡」です。
場所によっては、歴史的にも重要で、かつ景色も素晴らしい場合があります。その場合は「史跡」と「名勝」の両方に指定されます。