お散歩ぶらぶら

歩く、整う、閃く

お散歩は
心と身体の
処方箋

科学が導き出した魔法の数字

7,000歩

世界中16万人以上を追跡した研究により、
1日約7000歩が健康リスクを劇的に下げることが判明しました。

歩くとけっこう健康になる

※2000歩程度の人と比較した場合のデータ

47%低下 全死亡リスク
25%低下 心血管疾患リスク
38%低下 認知症リスク
20%低下 うつ症状リスク

様々な研究データ

歩数/日 主な健康効果
2,600歩 死亡リスク 8%減
4,400歩 死亡リスク 40%減(2,700歩以下と比較)
7,200歩 心臓病リスクが 50%減
8,000歩 生活習慣病、認知症等、心疾患等の発症リスク大幅低下
8,800歩 死亡リスク 60%減
1万歩 7,000〜8,000歩と大きな差はないが健康効果維持

ぼーと歩くと なぜか閃く

ひらめきの正体「DMN」

ぼーと歩いている時、脳は「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という状態に入ります。

ぼーとしていても、脳みそが止まっているわけではなく、その裏側で過去の記憶や情報をランダムに結びつけています。 「マインドワンダリング」とも呼ばれ、創造性を高めたり、未来のシミュレーションなどを 無意識的に行っています。ちなみにDMNとは逆に、勉強中など注意を集中させている状態を、 タスク・ポジティブ・ネットワーク(TPN)といいます。
紅葉散策の水彩画

偉大な思想家は、歩いていた

経営者、哲学者、音楽家・・・誰もが知る多くの偉人が、実は散歩好きだったことが知られています。

カント

規則正しい生活で知られ、ケーニヒスベルクの街を毎日午後3時半きっかりに散歩していたことから、近隣住民は彼が通り過ぎるのを見て時計の針を合わせたと言われる。

ニーチェ

著書『偶像の黄昏』の中でこう述べています。「書斎の中だけの考え、つまり座ったままで考えたことなどは、どれも無価値である」「すべての真に偉大な思想は、歩いているときに生まれる」

西田幾太郎

哲学の道(京都) の由来となった日本の哲学者。「善とは人格の実現である」「我々の自己が働いてその天分を発揮する時、我々は常に快を感じ、これが幸福である」 などの言葉で知られる。

作曲家

ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラフマニノフ、サティ、マーラーなど、散歩好きでしられる作曲家は多く、歩いている時にインスピレーションが湧いてきた、など様々なエピソードが残っています。

創造性 +60%

スタンフォード大学の研究(Oppezzo & Schwartz, 2014)
歩行中の創造性は
座っている時より平均60%向上?

発散的思考:歩くことには「別の用途を考える」「新しい発想を思いつく」といった発散的思考を高める効果がかなりの科学的根拠を持って示されています。

収斂的思考:散歩中には収斂思考(答えが一つあるような問題を解く力)には影響しないが、歩いた「後」では収斂思考の成績が上がる傾向が示されています。 また、街中より、緑のあるコースを歩くほうが良いという研究もあります。

ところで 7,000歩ってどれくらい?

1,000歩の距離 =
約600~700メートル
1,000歩の所要時間 =
約10分
7,000歩とは

1 ~ 1.5 時間

7,000歩は 時間で約1時間~、距離で約5kmとなり、 ちょうどいいのが 皇居一周コースです
周辺スポットを寄り道しながら 楽しんで歩きましょう。

特別な道具も、特別な契約もいりません。
少し歩きやすいシューズでも買って
外に行ってみるだけ。

参考コース

SAPPORO
HIRAIZUMI
KOMA
TOKYO
KAMAKURA
SHIZUOKA
FUKUI
KYOTO
NARA
KOBE
KURASHIKI
TAKEHARA
MATSUE
HAGI
KARATSU