福島県の中核市である郡山市は、「東北のシカゴ」とも称されるほど経済・交通の要所として発展してきた街です。
荒野を切り拓いた「安積開拓」
郡山のアイデンティティは、明治維新後の「安積(あさか)開拓」にあります。
- 不毛の地からの脱却: かつての郡山(安積原野)は、水不足に悩まされる不毛の荒野でした。
- 安積疎水: 明治政府による国営第1号の開拓事業として、猪苗代湖から水を引く「安積疎水」が完成しました。これにより、一気に農業・工業・発電が盛んになり、現在の近代都市の礎が築かれました。
- 東北の拠点へ: 鉄道や道路(国道4号・49号)の交差点として、人・物・金が集まる商都へと急成長を遂げました。
東北屈指の商都・音楽都市
- 交通の十字路: 東北新幹線、東北自動車道、磐越自動車道などが交差する「陸の港」です。
- 楽都(がくと)郡山: 戦後、音楽を通じた市民の復興と融和が進み、合唱や吹奏楽が非常に盛んです。年間を通じて多くの演奏会が開かれています。
- 経済力: 福島県内ではいわき市と人口を二分しますが、商業・経済の集積度では東北第2位(仙台に次ぐ)と言われることもあります。
見所
- 安積歴史博物館: 明治初期の擬洋風建築(旧福島県尋常中学校本館)で、映画『坂の上の雲』のロケ地にもなりました。
- 郡山市ふれあい科学館 スペースパーク: 郡山駅前の高層ビル「ビッグアイ」の最上階にあり、「地上から最も高い場所にあるプラネタリウム」としてギネス記録にも認定されています。
- 開成山公園: 安積開拓の象徴的な場所で、日本最古級のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所です。
- 猪苗代湖(東岸): 郡山市側からもアクセスでき、夏は湖水浴、冬は白鳥の飛来地として親しまれています。
まとめ
| 項目 |
内容 |
| キーワード |
開拓の街、交通の要所、楽都 |
| 歴史のキーマン |
大久保利通(安積開拓の推進者) |
| 必見スポット |
スペースパーク、安積歴史博物館 |
| 必ず食べたい |
クリームボックス、郡山ブラック |