桜と紅葉の名所で知られ「関西の日光」とも呼ばれる多武峰(とうのみね)の談山神社(たんざんじんじゃ)。678年、藤原鎌足の長男で僧の定恵が、父の墓を(
阿武山古墳から)この地に移し、十三重塔を造立したのが発祥といわれる。また談山の名の由来は、藤原鎌足と中大兄皇子が、大化の改新の談合をこの多武峰にて行ったことから、後に「談い山(かたらいやま)」と呼ばれるようになったことに由来する。
十三重塔(重要文化財)
世界で唯一の木造の十三重塔(室町時代に再建されたもの)で、談山神社のシンボル。
恋神社
境内にあり、縁結びの神として鏡女王(かがみのおおきみ)が祀られている。
鏡女王(かがみのおおきみ)
藤原鎌足の妻であり、藤原不比等の生母といわれる。また万葉の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)の姉ともいわれる。
主祭神 | 中臣鎌足
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創建 | 678年
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本殿の様式 | 春日造
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札所等 | 神仏霊場巡拝の道37番
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例祭 | 11月17日
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主な神事 | 蹴鞠祭 |
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