石舞台古墳(いしぶたいこふん)は、奈良県明日香村にある蘇我馬子の墓(桃原墓)であったといわれる古墳の石室が露出したもの。元は50m四方の巨大な古墳であった。また石の種類、築造年代などから蘇我馬子の父である蘇我稲目(そがのいなめ)のものとの説もある。現在のように剥き出しになったのは蘇我氏に対する懲罰と考えられている。
蘇我馬子(そがのうまこ)
蘇我馬子(551?-626年)は用明天皇、崇峻天皇、推古天皇の4代に仕え、54年に渡り権力をふるった蘇我氏の全盛時代の豪族。
桃原墓
蘇我馬子の墓であり、日本書紀に「大臣薨せぬ。仍りて桃原墓に葬る」と記載されている。