法観寺(ほうかんじ)は東山のシンボルとなっている五重塔(八坂の塔)で有名な寺院。五重塔の高さは
東寺(55m)、
興福寺(50m)に次いで49m。内部はまれに公開されることがある。
創建は592年に聖徳太子が仏舎利(釈迦の遺灰)三粒を収めて創建したと説がある。また豪族の八坂氏の氏寺として創建されたという説もある。幾度となく火災で焼失したが、源頼朝により再建されるなどし、現在の塔は室町幕府第6代将軍の足利義教(よしのり)により再建されたもの。
| 山号 | 霊応山
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| 正式名 | 霊応山 法観禅寺
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| 別称 | 八坂の塔
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| 宗派 | 臨済宗建仁寺派
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| 本尊 | 五智如来
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| 創建年 | 伝・592年
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| 開基 | 伝・聖徳太子 |
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