鶴ヶ城(つるがじょう)の名で親しまれる会津のシンボル。1384年に当主の蘆名直盛(あしななおもり)が東黒川館という館を造ったのが若松城のはじまりとされる。幕末の戊辰戦争では、会津勢は一ヶ月も籠城を行い、新政府軍の攻撃に耐えたことが有名。明治7年に取り壊されたが、昭和40年に再建。幕末当時の城を再現するため平成23年に赤瓦になった。赤瓦の天守閣は国内で唯一。また天守閣は会津の歴史を伝える郷土博物館となっている。
- 戊辰戦争(ぼしん-)
- 明治元年(1868年)~明治2年に起きた戦争。薩摩藩・長州藩ら新政府軍と、旧幕府勢力が戦った内戦。会津藩は旧幕府勢力の中心と見なされていた。干支が戊辰であったことから戊辰戦争と名付けられた。