全国に約450社ある貴船神社(きふね-)の総本社。水の神様・タカオカミノカミが祀られており、全国の料理人や水に関係する仕事に携わる人々から信仰を集めている。また、平安時代の女流歌人・和泉式部が参詣し夫との復縁が成就した伝説から縁結びとしての信仰や、古くから「氣生根(きふね)」と呼ばれる運気発祥の地として知られる。
うんちく | - 社伝では玉依姫命(タマヨリヒメ)が、黄色い船に乗り淀川・鴨川・貴船川を遡り、この地に水神を祀ったのが始まりと云われ、社名の由来はこの「黄船」とされている。
- 本宮から約700m離れた奥宮が創建当初の鎮座地。1055年に水害のため本殿は現在地へと移された。
- 奥宮にある「御船型石」は黄船が小石に覆われたものと云われている。
- 本宮と奥宮との中間地点にある結社(中宮)は平安時代より縁結びの地として知られている。
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主祭神 | 高龗神(たかおかみのかみ)
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創建 | 不明 |
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