金鶏山(きんけいさん)は、平泉の都市設計の基準となったといわれる山(標高98m)。頂上には平泉を守るために雌雄一対の黄金の鶏を埋めたという伝説があり、1930年(昭和5年)に頂上付近が盗掘された。その際に経典を土中に埋納した経塚であったことを示す、銅製経筒、壺、甕(かめ)などが掘り出されたため、経典を土中に埋納した経塚と考えられるようになった。それらの出土品は、
東京国立博物館や千手院に保管されている。
世界遺産
2013年に「平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界遺産に登録された。
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金鶏山と平泉
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金鶏山
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登山道入り口
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千手堂境内
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義経妻子の墓
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登山道入り口