若くして亡くなった源頼朝の娘・大姫(1178年~1197年)を供養する地蔵堂。従兄弟同士でもあり、共に平氏討伐のため挙兵していた源頼朝と木曽義仲は京都で対立状態となってしまう。1183年に義仲の嫡男・義高と頼朝の娘・大姫と婚姻を結び和議を結んだが、翌年、後白河法皇の命により木曽義仲は源頼朝の軍により討ち取られてしまう。ほどなくして義仲の嫡男・義高も処刑されてしまい、当時7歳の大姫は深く傷付き、病に伏せる日々を送り、20歳の若さでこの世を去った。
うんちく | - 「大姫」とは「長女」と言う意味で、本名は不明。
- 大姫は源頼朝と北条政子の最初の子供で、源頼朝が伊豆に流されている時に誕生した。
|
---|