西国三十三所第五番札所・葛井寺(ふじいでら)。寺伝では725年に、聖武天皇の勅願で行基が創建したと言われる、また一説には百済王族の子孫である葛井給子が、葛井氏の氏寺として創建されたとも言われる。1096年に藤井安基が再興したことから「藤井寺」の地名が残ったといわれる。
豆知識 | - 本尊・乾漆千手観音坐像
- 葛井寺の本尊で国宝の乾漆千手観音坐像は、千本以上の手を持つことで知られ、毎月18日(観音会)に開帳される。
- 四脚門
- 1601年に豊臣秀頼が寄進したもので、葛井寺で現存する最古の建造物。国指定重要文化財に指定されています。
- 藤まつり
- 春には境内の藤棚に藤の花が咲き誇り、藤まつりが開催されます。
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山号 | 紫雲山(しうんざん)
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宗派 | 真言宗御室派
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本尊 | 十一面千手千眼観世音菩薩(毎月18日に開扉)
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創建年 | 伝・725年
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開基 | 伝・行基、聖武天皇(勅願)
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別称 | 藤井寺、剛琳寺
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札所等 | 西国三十三所第五番 河内西国三十三所特別客番 神仏霊場巡拝の道 第59番
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国宝 | 十一面千手千眼観世音菩薩、乾漆千手観音坐像
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重要文化財 | 四脚門(西門) |
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