どうみょうじ

道明寺

真言宗御室派の尼寺。菅原道真の祖先にあたる豪族・土師(はじ)氏の根拠地であり、土師氏の氏寺・土師寺として建立された。当時は七堂伽藍・五重塔のある大規模なもの寺院であった。901年に大宰府に左遷される菅原道真がこの寺にいた叔母を訪ね「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな」と詠み別れを惜しんだと伝わる。道明とは菅原道真の号であり、947年に道真が彫ったと伝わる十一面観音像(国宝)を祀り、土師寺から道明寺へと改名された。
住所
大阪府藤井寺市道明寺1-14-31

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