明治神宮 聖徳記念絵画館
明治天皇を中心に、幕末~明治天皇の崩御までを時系列で約80枚の巨大な絵画でつむぎ出される絵巻物という感じです。絵を楽しむ半分、解説を読みながら歴史を楽しむ半分で、大政奉還、西南戦争、日露戦争など、教科書に載ってる絵などもあると思います。明治天皇以外にも、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、岩倉具視 なども多くの絵に登場します。
始まりの絵は江戸から明治となり、表舞台に立たされたであろう少年の明治天皇が、最後には立派な髭をたくわえた、軍神のように頼もしい姿に成長していく姿がみてとれます。とくに、岩倉具視の病床に明治天皇が見舞いに現れた絵はうるっとしました。
建物周辺が駐車場ですので車はいっぱい止めれます。
美術好きの方だけでなく歴史好きの方も楽しめると思います。全てしっかり読んでみていると1時間以上はかかります。
明治神宮外苑はかつての大日本帝国陸軍練兵場という軍用地。明治天皇の葬儀は、現在の絵画館の裏側あたりにて執り行われ、京都の伏見桃山に埋葬された。