戦国時代の終わりから江戸時代の初めまで採掘された日本屈指の銀山。日本の銀の産出量は世界の1/3にも及んでいた。その多くの銀が石見銀山(いわみぎんざん)から採掘されたもので、
マカオを拠点に来航するポルトガルや、オランダ東インド会社などとの間で取引され世界規模の交易が行われていた。石見銀山では600を超える間歩(坑道)が残り、
龍源寺間歩は一般公開されており、
大久保間歩はツアーでの見学が可能。
豆知識 | - 1526年に発見され、休山する1923年までの約400年間採掘が続けられてきた。
- 銀山の所在する佐摩村(さまむら)の高品質な銀は信用が高く、村名にちなんだソーマ銀と呼ばれた。
|
---|