浜松城は徳川家康および徳川家ゆかりの譜代大名が城主となり、多くが江戸幕府の要職に登用されてきたことから「出世城」とも言われる城。1570年に徳川家康は武田信玄の侵攻に備えるため
岡崎城を嫡男・信康に譲り、浜松城に本拠地を置いた。
駿府城に移るまでの約17年間を拠点とした。明治維新後には廃城となり破壊され現在は浜松城公園として整備されている。
うんちく | - 家康の時代は曳馬という地名であったが「馬を引く」という意味が敗北につながり縁起が悪いことから、この地にあった荘園・浜松荘に因んで城名・地名を「浜松」と改めた。
- 徳川家康が武田信玄に大敗し、命からがら逃げかえった三方ヶ原の合戦(1572年)でも知られる。
|
---|