歴代当主の墓や歴代将軍の等身大の位牌が安置されている徳川家の菩提寺。「大樹」とは征夷大将軍の唐名。徳川家康の祖先である松平親忠が戦死者供養・自身の菩提寺として1475年に創建。1560年の桶狭間の戦いで今川軍は敗れ、松平元康(徳川家康)は大高城からこの寺に逃げ延び、先祖が眠る松平八代墓地で自害しようとしたが、当時の住職が思い留らさせたという逸話が残る。
山号 | 成道山(じょうどうさん)
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正式名 | 成道山 松安院 大樹寺
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宗派 | 浄土宗
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創建年 | 1535年
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開基 | 松平親忠
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重要文化財 | 多宝塔、絹本墨画淡彩如意輪観音図、大方丈障壁画
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県指定文化財 | 山門、木造阿弥陀如来坐像、絹本著色山越阿弥陀如来図、他 |
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