松尾芭蕉の弟子、向井去来が別荘として使用していた草庵「落柿舎(らくししゃ)」。1691年4月18日から5月4日まに松尾芭蕉が滞在し、嵯峨日記を著した。また向井去来自身がこの草庵について書いた「落柿舎ノ記」も知られる。名前の由来は庭の柿を売る契約をしていたが、柿がすべて台風で落ちてしまったためこう呼ばれるようになったという。現在の庵は再建されたもの。
向井去来(むかい きょらい)
向井去来(1651年-1704年10月8日)は、蕉門十哲(松尾芭蕉の弟子の中で特に優れた高弟10人)の一人。武士の身分をすて落柿舎に住み、また野沢凡兆と共に、蕉風の代表句集「猿蓑」を編纂した。
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小さな秋見つけた 落柿舎
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落柿舎
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