最寄りに駐車場などは無いようです。バス停から現地まで30分ほどぐるっと回る感じで徒歩になります。
藤原鎌足(中臣鎌足)は「藤原氏」の始祖。614年頃生まれ、645年に中大兄皇子らとともに蘇我入鹿を暗殺。654年頃には大紫冠(だいしかん)に昇格。669年に山科で馬から転落、天智天皇から「藤原」姓、大織冠をを賜った翌日に逝去。
被葬者は最上位クラスの人物として、藤原鎌足が埋葬されていると考えられており、鎌足にしか授与されていない「大織冠」らしきものも確認されている。
60歳ぐらいの男性が埋葬されており、中臣鎌足が亡くなる数ヵ月前に落馬事故に遭っていたことと、被葬者は腰椎など骨折していたなどが一致している。
阿武山の中腹・標高約210mの位置にあり、昭和9年に地震観測施設を建設するときに偶然発見された。