息を飲むほど荘厳で美しいステンドグラスで有名な「サント・シャペル 」。パリのセーヌ川の中州シテ島にあるゴシック建築の教会堂。パレ・ド・ジュスティス(裁判所)の敷地内にあり1Fは礼拝堂、2Fは有名なステンドグラスが見られます。
歴史
熱心なカトリック教徒であり、後に聖王ともいわれるルイ9世(1214年4月25日~1270年)が、キリストのかぶった荊冠(十字架の上で被せられた荊の冠)を、ラテン帝国皇帝ボードゥアン2世から13.5万リーブル(当時の国家予算の半分)で購入し、この聖遺物を納めるため、王宮のあった地に礼拝堂としてサント・シャペルを4万リーブルかけ建築した。