フランスのパリのシテ島あるかつての牢獄「コンシェルジュリー」。もともとフランス王フィリップ4世(1268年~1314年)の宮殿であったパレ・ド・ジュスティス(現裁判所)の敷地内にあり、14世紀後半から牢獄として使われ始める。18世紀のフランス革命の際には、マリー・アントワネットやルイ16世など多くの王族、貴族が収容され後に死刑となった。
マリー・アントワネット過ごした独房
マリー・アントワネット(女囚280号)が2か月半過ごした独房は長女のマリー・テレーズによって後に改装され、祭壇が設けられている。アントワネット収容当時の様子は別室で再現されている。