軍艦島(端島)

正式名称は端島(はしま)というが軍艦島というほうが一般的。長崎港から船で30分程度(海上約17.5km)の位置にあり炭鉱として栄えた島。そのため居住施設はもとより、小学校、保育園、警察、郵便局、パチンコ屋なども備わり最盛期には5000人もの人が暮らしていた。1974年(昭和49年)に閉山し、現在は無人島。世界遺産への登録運動も行われています。

軍艦島の名前の由来

長崎造船所で建造中だった日本海軍の戦艦「土佐」に似ているため大正時代から「軍艦島」と呼ばれるようなった。

ツアー

現在5社程度が軍艦島へのツアーを行っており、船内では軍艦島の栄枯盛衰や長崎の歴史などを解説ききながら軍艦島へ向かいます。軍艦島への上陸率は70%~ほど。各社1日2便程度運行されています。かつて島で生活をしていた方が現在ガイドを行っていたりもします。
  • 端島(軍艦島)記録映像 「続・島の四季」

    端島(軍艦島)記録映像 「続・島の四季」

  • 軍艦島 4K

    軍艦島 4K

  • 軍艦島低空で空撮

    軍艦島低空で空撮

豆知識
  • 1890年(明治23年)頃、端島炭鉱の所有者であった鍋島孫太郎が岩崎弥太郎(土佐藩出身、三菱創業者)にこの島を売ろうとするが岩崎弥太郎は購入意欲がなかったらしい。
  • グラバー氏も岩崎弥太郎に購入をすすめていたらしい。
  • 岩崎弥太郎が購入し、結果膨大な富を生む炭鉱として以後1974年(昭和49年)の閉山まで炭鉱の島として栄えた。
  • 高島や伊王島など長崎からより近い炭鉱の島も点在しており、軍艦島へ行く途中に見ることができます。
料金
大人 約4000円、中高生 約3000円、小学生 約2000円
*ツアー会社による。
アクセス
長崎港から約40分
住所
長崎県長崎市端島

周辺スポット・最寄り駅

アドバイス・レビュー

  • ちょっと波があっても上陸はできたけど、帰りは凄い荒波でした、が、長崎港につくと嘘のように波は穏やか。

  • 一つの街になってたとか、日本初の鉄筋コンクリートの建物とか、トリビアがたくさん。

  • 軍艦島の話だけでなく坂本龍馬、岩崎弥太郎、グラバー、三菱など長崎の発展の歴史のうんちくも聞けて楽しめるツアーでした。

  • 軍艦島へのツアー参加は基本的には事前予約。また上陸が不可の場合はツアー会社からキャンセルの連絡が来るようです

  • かつて炭鉱で栄えた島。島で生活できるように居住空間・学校・キャバレーなども整備された。
  • 一時期は5000人以上がこの島で生活し、人口密度は世界一にもなるほど。
  • ガイドさんのお話に感動。過酷な炭鉱の仕事を続けられたのも家族のため!
  • すごい波風でした、よくこんなところに建物を建てて生活ができたなあと。感心します。
  • 長崎港から船で30分程度。ガイドツアーで見学ができます。天候によっては上陸できない場合や、途中で引き返す場合もあります。