恋の水神社は、万病に効く神水「恋の水」の泉があったことからその名がついたといわれ、平安時代の桜姫の悲恋の物語から、縁結びにご利益があるといわれています。
桜姫の伝説
その昔、桜姫は、家臣の青町と恋に落ち、駆け落ちしひっそりと暮らしていましたが、青町が病に倒れてしまいました。桜姫は神に祈ると、知多に万病に効く「恋の水」があると告げられたので汲みにいきましたがその途中、桜姫はその場に倒れ息絶えてしまったという伝説です。
お願いごと
紙コップに願いごとを書き「恋の水」を汲み棚にお供えをするか、絵馬に願いごとを書き奉納すれば恋の望みが叶うといわれています。
恋の水の由来
藤原仲興が「尾張なる 野間の知らぬ 沢踏みわけて 君が恋しき 水を汲むかな」という和歌を詠んだことから「恋の水」といわれるようになったと言います。