日本三大弁才天の一つに数えられる
宮島の大願寺(だいがんじ)。明治の神仏分離令以前は、
厳島神社と一体となり伽藍を形成していた。寺伝では平安時代初期に空海によって開かれたとも伝えられ、一説によれば鎌倉時代に了海によって開かれたとも伝えられる。本堂には空海の作と伝えられる薬師如来坐像、行基の作と伝えられる釈迦如来坐像・阿難尊者像(あなんそんじゃぞう)・迦葉尊者像(かしょうそんじゃぞう)などがあります。本尊であり日本三大弁財天の一つでもある厳島弁財天像は厳島弁財天大祭が催される6月17日のみ開帳されます。