上野公園内にある「伊賀上野城」。織田信雄の家臣であった滝川雄利が砦を築き、1585年に筒井定次が改修、1611年には徳川家康の命で藤堂高虎が拡張した平山城。その後、敵方である豊臣家が滅び築城が中止され、本丸・二ノ丸など未完成のまま江戸時代を過ごした。明治維新後、廃城令により多くが取り壊された。
天守閣
正式には伊賀文化産業城と言われ、衆議院議員の川崎克が私財を投じて昭和10年(1935年)に完成した模擬天守。歴史的考証などはなされていないが、天守内には藤堂高虎の黒漆塗の兜、3階の天井には横山大観らの色紙を見る事ができる。
うんちく | - 上野公園内には伊賀流忍者博物館がある。
- 藤堂高虎が築いた内堀の石垣の高さは約30mあり、日本一と言われている。
- 天守閣を囲むように約800本の桜が植えられている。
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