高野山、比叡山と並び日本三大霊場の一つとされる「恐山(おそれざん)」。宇曽利湖(うそりこ)を中心にした釜臥山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山の八峰の総称。地獄の風景といわれる岩場をぬけると、宇曽利湖畔「極楽浜」が見え対照的な美しさは息を飲む。
イタコ
地蔵信仰を背景にした死者への供養の場として知られる恐山。恐山大祭や恐山秋詣りの期間中にはイタコマチ(イタコがテントを張って軒を連ねている場所)には多くの人が並び数時間待ちとなる場合がある。
恐山菩提寺
地蔵菩薩を本尊とする菩提寺があり、境内には4つの無料の温泉小屋がある。また宿坊(1泊2食 12000円程度)がある。開山は862年、最澄(天台宗の開祖)の弟子である円仁(慈覚大師)といわれ、夢で告げられた霊山を探し歩き、この地にたどり着いたといわれる。
開山時期など
- 開山期間 毎年5月1日~10月31日 6:00~18:00
- 大祭典 毎年7月20日~24日
- 秋祭典 毎年10月第2週の三連休