井伊氏の菩提寺でもある龍潭寺(りょうたんじ)。奈良時代の733年に現・浜松市北区引佐町に行基によって開かれたと伝わる寺院。井伊氏の菩提寺にもなった。1600年に徳川四天王の一人・井伊直政が近江国佐和山(彦根)に転封となったため分寺し、1617年に建立された。最盛期には100人の学僧が学び、庭園学・造園を学ぶ「園頭科(おんずか)」が置かれ、日本の造園学の発祥とされている。佐和山城への入口にもなっており、「ふだらくの庭」「鶴亀蓬莱庭園」などの庭園、大きなだるま等があることから別名「だるま寺」とも呼ばれる。
うんちく | - 背後の佐和山は龍潭寺が所有しており、無料で入山する事ができる。
- 白砂に48の石を組んだ「ふだらくの庭」などの庭園で知られる。
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