旧鹿児島紡績所技師館(異人館)

旧鹿児島紡績所技師館は1866年に竣工された西洋建築物。異人館の通称でも知られる。薩英戦争の後に薩摩藩の最後の藩主・島津忠義(1840-1897)が集成館事業を再興させた際に建てられた建物。当時世界最大の紡績機械メーカーであったイギリスの企業・プラット&ブラザーズ社に工場の設計と技術者の派遣を依頼し、その技師の宿舎として建設されたが、戊辰戦争など政情不安のため滞在していたのは1年程度であた。その後、明治天皇行幸の際の休憩所、西南戦争の際の仮病院、終戦後にはGHQのキャバレーなどにも使用された。
  • 異人館→薩摩ガラス工芸館

    異人館→薩摩ガラス工芸館

  • プロジェクションマッピング

    プロジェクションマッピング

うんちく現存する洋風木造2階建の建物では日本最古のもの。
料金
一般 200円、小中学生 100円
住所
鹿児島県鹿児島市吉野町9685-15

周辺スポット・最寄り駅

アドバイス・レビュー

  • 仙巌園から歩いてすぐです。

    道案内
  • 長崎のグラバー邸に次いで日本で二番目に古い木造洋館。
  • 世界遺産にも登録されました。