浜崎地区は松本川の河口に位置し、萩の城下町の形成にともない開かれた港町。江戸時代~昭和初期に建てられた建物が約130棟残る。
旧萩藩御船倉
藩主の御座船や軍船を格納していた倉。萩城が築城(1608年)されてほどなくして建築され、奥行き27mある。当時は松本川に面しており、船が自由に出入り出来た。
旧山村家住宅
江戸時代後期に建てられた大型の町家。京都・大阪の豪商によく見られる「表屋造り」の建物。建物内では浜崎に関する資料等が展示されています。
梅屋七兵衛旧宅
幕末の商人・梅屋七兵衛が晩年を過ごした建物。酒造業を始め、藩の武具方の用達も行っていた。密命で長崎で鉄砲を買い付ける事に成功し、戊辰戦争において長州藩の勝利に貢献した。