1859年(安政6年)に、アメリカ、ロシアについで、イギリス領事館が開設された。函館が国際貿易の拠点として開港してから75年間、異国情緒あふれる函館の街を彩った。過去数回火災にあい、その都度再建されてきたが、現在の建物は1913年(大正2年)にイギリス政府によって設計され建設され、1934年(昭和9年)に閉鎖されるまでイギリス領事館として使用されていた。その後1979年(昭和54年)に函館市有形文化財に指定され1992年(平成4年)、市政70年を記念誌建物を復元し一般公開された。函館開港150年を迎える2009年(平成21年)に函館開港のシンボルとしてリニューアルされ現在に至る。