じんむてんのうりょう

神武天皇陵

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橿原神宮の北に位置する。初代天皇・神武天皇(在位:紀元前660年~585年)の陵として治定されており、周囲約100mの円丘。
  • 初代天皇が眠る場所

    初代天皇が眠る場所

アクセス 近鉄・畝傍御陵前駅→徒歩約9分
近鉄・橿原神宮前駅→徒歩約20分
橿原神宮→徒歩10分~
住所
奈良県橿原市大久保町

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  • 神武天皇について

    神武(じんむ)天皇は、記紀(『古事記』『日本書紀』)において初代天皇とされる人物です。

    天照大御神(あまてらすおおみかみ)の血を引く神の末裔であり、現在の「建国記念の日(2月11日)」は、神武天皇が即位したとされる日が由来となっています。


    1. 神話上のエピソード:神武東征(じんむとうせい)

    神武天皇の物語で最も有名なのが、九州の日向(ひむか)から大和(奈良県)を目指した「神武東征」です。

    • 出発の理由: 当時、日本の中心地(大和)を治めてより良い国作りをするため、45歳のときに一族を率いて東へ向かいました。
    • 八咫烏(やたがらす)の導き: 険しい熊野の山中で道に迷った際、天照大御神から遣わされた三本足の大きなカラス「八咫烏」が案内役となり、無事に軍を導いたとされています。
    • 金色のトビ: 宿敵・長髄彦(ながすねひこ)との戦いの際、神武天皇の弓の先に「金色のトビ」が止まり、そのあまりの輝きに敵の兵たちが目をくらませて勝利したという伝説があります。

    2. 即位と「建国」

    激しい戦いの末、大和を平定した神武天皇は、紀元前660年1月1日(現在の暦で2月11日)に橿原宮(かしはらのみや)で即位しました。

    「八紘一宇(はっこういちう)」 この即位の際に出されたとされる詔(みことのり)にある「六合(くに)を兼ねて以て都を開き、八紘(あめのした)を掩(おお)いて宇(いえ)とせむ」という言葉が、世界を一つの家のように仲良くしようという意味で後にこう呼ばれました。


    3. 実在性について(歴史学の視点)

    歴史学や考古学の観点からは、神武天皇は「伝説上の人物」であるという見方が一般的です。

    • 欠史八代(けっしはちだい): 初代・神武から第9代・開化天皇までは、系譜や寿命(神武天皇は127歳まで生きたとされる)に不自然な点が多く、事績の記録も少ないため、後世に創作された可能性が高いと考えられています。
    • 実在のモデル: 全くの架空ではなく、実在した複数の有力な首長や、後の時代の天皇(第10代・崇神天皇など)の功績を統合して「初代」という形に象徴化したという説が有力です。

    4. 現代に残るゆかりの地

    • 橿原神宮(奈良県): 神武天皇が即位したとされる場所に建てられた、彼を祀る神社です。
    • 神武天皇陵: 奈良県橿原市にある、神武天皇の御陵(お墓)です。
  • 古墳の種類と年代