1197年に鳥羽上皇の皇女・八條女院内親王が発願し、行勝(ぎょうしょう)上人によって建立された。現在の建物は14世紀前半に再建されたもの。奉安されていた運慶作の八大童子は霊宝館で見ることができる。
1334年に後醍醐天皇の命により、四海静平・玉体安穏を祈るために建立。本尊の愛染明王は、後醍醐天皇の御等身ともいわれる。現在の建物は1848年に再建されたもの。
愛染堂
大食堂
大会堂
三味堂(さんまいどう)。済高が929年に建立したお堂。このお堂で「理趣三昧」という儀式を執り行っていた。現在の建物は1816年に再建されたもの。
東塔(とうとう)。1127年に白河院の御願により創建。現在の塔は1984年に再建された。
東塔
手水舎
蛇腹路(じゃばらみち)。弘法大師は高野山を「東西に龍の臥せるがごとく」と形容した。壇場伽藍は龍の頭、この小道が龍のお腹付近にあたる。
蛇腹路
賤ヶ岳七本槍の一人・福島正則が父母の追福菩提を祈って、1618年に建立。偶数時に時刻を知らせます(午前6時~午後10時の間)。