伝承では、百済の聖明王(せいめいおう)から贈られた阿弥陀如来像が、難波(大阪)に捨てられていたのを本田善光が信濃(長野県)に運び、堂宇をたてて安置したのが始まりと云われる。その後、皇極天皇の勅願により644年に伽藍が造営され、本田善光の名を取り「善光寺」と名付けられた。本尊の一光三尊阿弥陀如来は、西暦552年(飛鳥時代)に日本へ伝わってきた日本最古の仏像と言われている。絶対秘仏とされており非公開のため、代わりに前立本尊が7年に一度御開帳されます。
- 戦国時代
- 戦国時代に武田信玄が善光寺を組織ごと甲府に移したのきっかけに、ご本尊は織田信長、最後には豊臣秀吉の手に渡り、京都・方広寺の御本尊として安置されていた。豊臣秀吉の死の直前、如来様が枕元に立ち信濃に戻りたい旨を告げ、1598年に善光寺に戻ってきた。
山号 | 定額山
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宗派 | 無宗派
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創建年 | 644年
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開基 | 伝皇極天皇 |
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