フォロ・ロマーノ

コロッセオの近くにある、フォロ・ロマーノはかつてのローマの政治・経済の中心地。東西約300m、南北約100mに様々な遺跡を見ることができる。紀元前6世紀頃から293年のテトラルキア(4名による分担政治)を採用するまで政治・経済の中心地として栄えたが、ローマ帝国が東西に分裂し、西ローマ帝国が滅亡した後は土砂に埋もれ19世紀から本格的な発掘調査がされた。

フォーラムの語源

古代ローマ時代は政治・経済・宗教の中心としてフォルム(フォーラムの語源)と呼ばれる広場が置かれていたが、フォロ・ロマーノは首都に開設された最初のフォルムといわれ、中心的存在として機能し続けた。