東京都中野区にある寺院・梅照院(ばいしょういん)は、一般には新井薬師の名で知られる。1586年に行春により創建され本尊は空海作と言われる。眼病治癒のご利益で知られ、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の五女・和子が眼病を患ったため祈願したところ快癒したと言われている。
	
| うんちく | 本尊は、薬師如来と如意輪観音のニ仏一体の黄金仏で、弘法大師御作と言われており、12年に一度の寅年のみに開帳される。この地で新たに井戸を掘ったが「新井」の名の由来と言われている。井戸水(白龍権現水)は、飲用水として一開放されている。
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| 山号 | 新井山 | 
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| 宗派 | 真言宗豊山派 | 
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| 本尊 | 薬師如来、如意輪観音 | 
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| 創建年 | 1586年 | 
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| 開基 | 行春 | 
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| 正式名 | 新井山 梅照院 薬王寺 | 
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