寺全体が博物館とも言われる「耕三寺」。大阪の元実業家・耕三寺耕三が母の菩提追悼の思いを込めて1936年から35年の年月をかけて建立した寺。美術コレクションを公開するため昭和28年に博物館として開館された。建物が全国の国宝建築を模して建てられており、日光東照宮の陽明門そっくりの孝養門、室尾寺の五重塔を模した塔、宇治の平等院鳳凰堂を思わせる本堂などがあり、建築物15棟が国登録有形文化財に指定されている。
主な見所
- 千仏洞地獄峡
- 地下15メートル、長さ350メートルに渡って地獄と極楽を再現した洞窟。
- 潮聲閣(ちょうせいかく)
- 耕三寺耕三の母の住まい。
- 金剛館
- 仏教美術を集めた博物館。
- 未来心の丘
- 瀬戸内海を見下ろせるアートの丘。5000平方メートルある丘で、彫刻家、杭谷一東が制作を担当。
山号 | 潮聲山
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宗派 | 浄土真宗本願寺派
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本尊 | 阿弥陀如来
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創建年 | 1936年
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開基 | 金本耕三 |
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