京都五山▼

五山制度

五山制度とは、主に禅宗の臨済宗における寺格(寺院の格付け)。鎌倉幕府五代執権・北条時頼の頃(在職 1246年~1256年)、中国の五山制を参考に導入されました。京都五山、鎌倉五山が知られていますが、五山の下には十刹、諸山、林下の寺格があります。

権威

鎌倉時代末期には幕府により大規模な官寺が建立されていき、幕府の権威に宗教的な力が付け加えられていった。寺院や順位は時代により変わりながらも、室町時代初期には鎌倉と京都にそれぞれ五山が設けられた。現在の京都五山・鎌倉五山の順位は1386年に室町幕府三代将軍・足利義満の時に決められたものです。

日本の禅宗の始まり

南宋で繁栄していた禅宗を学ぶため、日本の僧・栄西(臨済宗の開祖)が留学し1191年に帰国。その後日本でも隆盛を極めた。博多駅近くの聖福寺(博多)は栄西が1195年に創建した日本最初の禅寺。建仁寺(京都)1202年創建された日本で二番目の禅寺。として知られる。
  • 天龍寺 ☺参拝受付のある庫裡に進むと、ダルマ図が目に飛び込んできます。このダルマ図、思わず笑ってしまいそうな絵ですが、禅宗の開祖である達磨大師を描いているそうです。土産物として、この達磨図の手ぬぐいが売っていました。雲龍図手ぬぐいもあります。

  • 東福寺 ☺紅葉のシーズン真っ只中で、混雑していました。当然ながら、東福寺に進む 通天橋も、観光客でごった返し状態です。でも、橋から見える紅葉が綺麗すぎて、傍に流れる小さな川にも、真っ赤な落ち葉がヒラヒラと落ちていき、水面に浮かぶ情景が最高でした。通天橋は400円別料金がかかりますが、見る価値は多いにあります。

  • 天龍寺 ☺庭園拝観料は500円で諸堂(書院など)を見るにはプラス100円、雲龍図を見るための法堂参拝料は500円と別料金です。雲龍図は部屋のどこにいても睨まれているように感じる「八方睨みの龍」です。

  • 東福寺 ☺京阪・東福寺駅からだと祇園四条駅まで1本でいけるので、このあと祇園や清水寺に行く場合に便利です。

  • 天龍寺 ☺天龍寺のダルマのお守りは、目のでる達磨(良い芽が出る)と言われ、上の穴から覗くと雲竜図が見えます。京都の寺土産の中で上位にランク入りする人気です。

  • 南禅寺 ☺紅葉の時期は、南禅寺と歩いて10分ほどの永観堂は特に綺麗です。そのぶん人も多いですが・・・。逆に紅葉の時期以外は人も少なくて落ち着いています。

  • 南禅寺 ☺南禅寺の門は登ることができます。そんなに高いわけではないですが、紅葉の季節はかなりきれいです。

  • 天龍寺 ☺竹林の小路はこの天龍寺の裏側にあります。

  • 南禅寺 ☺門の中は結構急な階段があるんですが、女の子はスカートで行くと混雑時はかなり気になってしまうかも・・・ あと、階段は頭上に注意しないと頭ぶつけてしまいます!

  • 南禅寺 ☺南禅寺の山門の屋上は、歌舞伎「楼門五三桐」で知られ、大盗賊の石川五右衛門が満開の桜を見ながら「絶景かな絶景かな」と言うセリフで知られています。

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