山形美術館は、当時の山形新聞・山形放送など山形新聞グループの総帥・服部敬雄(1899年~1991年)が中心となり1964年8月に開館した美術館。「出羽三山短冊(松尾芭蕉)」、「奥の細道図屏風(与謝蕪村)」、「バター作りの女(ミレー)」、「テームズ河のチャリングクロス橋(モネ)」、「犬を膝に抱いて読書する少女(ルノワール)」など日本美術、郷土関係美術、フランス近代美術を主に収蔵、展示。
服部敬雄(はっとり よしお)
服部天皇、山形のドン等の異名を持つ、服部敬雄(1899年~1991年)。早稲田大学卒業後、朝日新聞社記者を経て、1928年(昭和3年)に父が社長を務めていた山形新聞の取締役となる。その後、山形新聞、山形放送、山形テレビ、山形交通(現山交バス)などの社長・会長を歴任。