サン・ピエトロ大聖堂はバチカン市国にあるカトリック教会の総本山であり、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。サン・ピエトロはキリスト教の使徒ペトロ「聖ペトロ」の意味で使徒ペトロの墓所があったところに建立されたとされ、4世紀に建築され現在の聖堂は2代目(1626年)。
バチカン市国
イタリアのローマの中にある世界最小の国でありカトリック教会の総本山。ローマ教皇が統治し国全体が世界遺産。
建築の経緯
4世紀に創建され、現在の聖堂は2代目となる(1506年に起工し1626年に完成)。ラファエロ、ロマーノ、ミケランジェロなど多くの巨匠が引き継いだ。ミケランジェロが引き継いだ時には71歳と高齢で、一度は断ったが、17年間無給で大聖堂の建築に尽力することとなった。