全国の現存12天守

江戸時代以前に建設され、現在も残る天守を現存天守と言います。日本全国に12城が残されており、国宝に5城、重要文化財に7城が指定されています。

国宝

姫路城

姫路城 国宝
豊臣秀吉や池田輝政などにより大規模な改修をされていった。その美しさ・巨大さは木造建築の最高峰とも言われています。
兵庫県姫路市 JR神戸線・姫路駅→徒歩15分

彦根城

彦根城 国宝
江戸時代には井伊家の居城となった平山城。天守が完成したのは1607年頃と考えられている。

滋賀県彦根市 JR・彦根駅→徒歩約10分

松本城

松本城 国宝

大天守・乾小天守・渡櫓は石川数正・康長父子により1593年頃に建造されたと言われる。

長野県松本市
JR篠ノ井線・松本駅→徒歩約15分
松本周遊バス「タウンスニーカー」→約10分→バス停・松本城・市役所前

犬山城

犬山城 国宝
織田信長の叔父である信康が築城を開始。天守の下半分は1537年または1601年に、上半分は1620年頃に増築したものと考えられている。

愛知県犬山市
名鉄・犬山駅→徒歩15分
名鉄・犬山遊園駅→徒歩15分

松江城

松江城 国宝
1611年に出雲松江藩の初代藩主・堀尾忠氏により築城。以後松前藩の政治の中心地となった。

島根県松江市
JR山陰本線松江駅→レイクラインバス→10分→バス停・松江城(大手前)
一畑電鉄・松江しんじ湖温泉駅→徒歩20分

重要文化財

備中松山城

備中松山城

標高430mの臥牛山(がぎゅうさん)の山頂付近にある山城。現存天守では最も標高が高く、日本三大山城の一つに数えられる。備後福山藩2代藩主・水谷勝宗が1681年~頃に造営したと考えられる。

岡山県高梁市
備中高梁駅前観光案内所→観光乗合タクシー・他→ふいご峠(8合目)→徒歩約20分

丸岡城

丸岡城
安土桃山時代に建造されたと推定される天守は、現存する最古の天守閣と言われます。

福井県坂井市
JR北陸本線・丸岡駅→車で約15分

高知城

高知城

江戸時代には土佐藩の藩庁が置かれた城。1727年に大火で焼失し、現在の天守は1749年に再建されたもの。

高知県高知市
路面電車・高知城前駅→徒歩約5分

松山城

松山城

勝山(標高132m)にあり、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いで有名な豊臣の七本槍の1人・加藤嘉明(よしあき)が築いた城郭。

愛媛県松山市
電停・大街道駅→徒歩5分→ロープウェイ

弘前城

弘前城

桜で有名な弘前公園にあるお城。津軽氏が居城。1627年の落雷により天守を焼失、1810年に櫓という名目で建て直されました。

青森県弘前市
弘前駅→100円バス→約15分→バス停・市役所前→徒歩約4分

丸亀城

丸亀城

1597年に生駒親正が高松城を本城とし、亀山に支城を築く。総高60mの石垣も圧巻。

香川県丸亀市
JR・丸亀駅→徒歩約15分

宇和島城

宇和島城

築城名人と謳われた藤堂高虎により1601年に築かれた城郭。1662年に宇和島藩2代藩主・伊達宗利により改修された。

愛媛県宇和島市
JR・宇和島駅→徒歩約10分→城山登山口→徒歩約15分→天守
最終更新日 2024/01/08