琵琶湖八景
琵琶湖八景(びわこ はっけい)は、琵琶湖周辺に見られる優れた風景から「八景」の様式に則って8つを選んだ風景評価の一つ。昭和25年(1950年)に琵琶湖国定公園に指定されたのをきっかけに選定された。
八景
琵琶湖八景における8つの風景。作品の場合は題目となる。
月明 彦根の古城 (げつめい ひこね-の-こじょう)
月明かりに浮かび上がる壮麗な彦根城。なお、彦根城は彦根八景にも選定されている。
涼風 雄松崎の白汀 (りょうふう おまつざき-の-はくてい)
近江舞子は雄松崎の白い砂州に爽やかな風が吹く情景。関連項目:近江舞子駅。
新雪 賤ヶ岳の大観 (しんせつ しずがたけ-の-たいかん)
賤ヶ岳から見た、奥琵琶湖から湖西の山々の新雪の風景。関連項目:賤ヶ岳の戦い。
煙雨 比叡の樹林 (えんう ひえい-の-じゅりん)
霧雨に煙る比叡山の森の情景。 関連項目:延暦寺。
深緑 竹生島の沈影 (しんりょく ちくぶしま-の-ちんえい)
琵琶湖に濃い影を落とす、緑豊かな竹生島。
夕陽 瀬田・石山の清流 (ゆうよう せた-いしやま-の-せいりゅう)
夕日に映える瀬田の唐橋と石山寺、そして、瀬田川の流れ。
暁霧 海津大崎の岩礁 (ぎょうむ かいずおおさき-の-がんしょう)
霧が立ち上る暁どき、湖面に屹立する雄大な海津大崎の岩礁。
春色 安土・八幡の水郷 (しゅんしょく あづち-はちまん-の-すいごう)
春を迎えた安土、および、近江八幡の水郷の、のどかな情景。関連項目:八幡堀、西の湖、水郷めぐり。
最終更新日 2023/09/02