飛鳥寺

飛鳥寺(あすかでら)は6世紀末頃に蘇我馬子(蘇我入鹿の祖父)が開基した寺院で蘇我氏の氏寺。前身は日本最古の本格的な仏教寺院でもある法興寺。講堂に祀られている本尊は日本最古の仏像といわれる釈迦如来「飛鳥大仏」。奈良の大仏より150年程度古いと考えられている。
  • 飛鳥寺

    飛鳥寺

  • 飛鳥寺と蘇我入鹿首塚

    飛鳥寺と蘇我入鹿首塚

  • 「槻の木の広場」に謎の穴 飛鳥寺の西に石敷き

    「槻の木の広場」に謎の穴 飛鳥寺の西に石...

  • レビュー写真

    オリジナルの鐘は戦時中に供出されてしまった。現在の鐘を叩けば余韻は1分以上に及ぶ。

  • レビュー写真
  • レビュー写真

  • レビュー写真

    縁起

  • レビュー写真

    自由に突く事ができます。

  • レビュー写真

    境内

  • レビュー写真

    説明

  • レビュー写真
  • レビュー写真

    鐘楼

豆知識
  • 飛鳥寺のモデルは扶余(百済の王都)にあった王興寺(ワンフンサ)である可能性が高いといわれており、瓦の文様、塔の構造などが同一で同じ技術者により作られたとみられている。
  • 飛鳥寺の前身である法興寺は、平城遷都に伴い、飛鳥に残ったものは飛鳥寺に、現在のならまちに移動したものは元興寺となった。
山号鳥形山
宗派真言宗豊山派
本尊釈迦如来(飛鳥大仏)
創建年6世紀末頃
開基蘇我馬子
正式名鳥形山 安居院(現在の公称)
別称法興寺、元興寺(旧法号)
札所等新西国三十三箇所9番、聖徳太子霊跡11番
文化財銅造釈迦如来坐像(重要文化財)
料金
350円
営業時間
9:00~17:30 (10~3月は ~17:00)
受付は閉門15分前まで
アクセス
近鉄 橿原神宮前駅より岡寺前行バス「飛鳥大仏バス停」(10分)下車。
住所
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682

アドバイス・レビュー

  • 日本最古の仏像がある、日本最初の本格的な仏教寺院です。今現在はこじんまり(江戸時代に再建)してますが、創建時は五重塔などもあり今の約20倍の広さがあったといわれます。

  • 飛鳥大仏は609年に日本で仏師・鞍作鳥により作られた大仏。寺は火災などで消失などしたが、台座も大仏も今まで動かされていない。幾度となく補修されてきたため現在は国宝ではなく重要文化財だが、顔は昔のままだという可能性が高まっている。

  • 現在の飛鳥寺は通称で 正式名称は安居院(あんごいん)。

  • 建立にあたり、百済から技術者が10人ほど派遣され、日本ではじめて瓦を焼き、建物に使われた。

  • 飛鳥大仏の表情は、左顔は厳しく、右顔は優しく見えると言われています。
  • 710年に平城京遷都(奈良市)により飛鳥寺は2つにわかれその一つは元興寺。
  • 蘇我氏の氏寺で、歩いてすぐのところには蘇我入鹿の首塚があります。
  • 境内は無料で散策できました。鐘をつくこともできます。飛鳥大仏の拝観は有料です。

レビューを投稿

写真投稿
写真を投稿する