戒壇院

住所 太宰府市観世音寺 5-7-10
戒壇院は隣接する観世音寺が完成した15年後の761年に観世音寺の境内に建立されたもの。中央戒壇・東大寺(奈良)、東戒壇・下野薬師寺(栃木)とともに「天下三戒壇」のひとつとされ、出家者が僧侶となるための戒律を授けるための儀式が行われていた。中世に入り衰退していったが聖福寺(博多)の智玄和尚により本尊の修理が施され、1703年には聖福寺の末寺となり今も存続している。