エカテリーナ宮殿はロシア帝国時代の宮殿。琥珀で装飾された「琥珀の間」が有名。ピョートル大帝の后でもあり第2代ロシア皇帝のエカテリーナ1世(在位:1725-1727年)が避暑用の離宮として1717年に作らせたのが最初のもので、エカテリーナの娘でもあり第6代ロシア皇帝エリザヴェータ(在位:1741-1762年)が壮麗・壮大なロココ調建築で作り直すことを決め、1752年から4年の歳月をついやした1756年7月30日に現在のような宮殿が完成した。
琥珀の間
部屋全体が琥珀で装飾された世界唯一の部屋「琥珀の間」が有名。琥珀は第二次世界大戦のレニングラード包囲戦中にドイツ軍に持ち去られたが、1979年から復元作業が始まり24年の歳月をかけた2003年に復元作業が完了した。