大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子(1394年~1460年)、インド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ(1469?~1524年)の偉業を称え、1502年にポルトガル王・マヌエル1世によって着工された修道院。マヌエル様式の最高傑作の一つともいわれる。1511年には大部分が完成したが、マヌエル1世の死などもあり、最終的な完成には300年ほど費やした。また建築資金はヴァスコ・ダ・ガマが持ち帰った香辛料の売却による莫大な利益によって賄われた。
世界遺産
「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」として1983年に世界遺産に登録された。
リスボン条約
2007年12月13日に、リスボン条約の調印式が行われた場所。リスボン条約とは既存のEUの基本条約を修正した条約のこと。
うんちく | - 同修道院のサンタマリア教会にはヴァスコ・ダ・ガマと詩人カモンエスの石棺が安置されている。
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